イタリアの習慣「アペリティーヴォ(Aperitivo)」はご存知でしょうか。ディナー前の17~19時頃の時間帯に仲間や家族と集まり、軽くお酒を飲む習慣を指します。「食事の前の軽い一杯」。そんなアペリティーヴォの主役といえば、色鮮やかで香り豊かなイタリアンカクテル。
イタリアで一番よく飲まれている食前酒といえば、カンパリとアペロール。日本ではあまり知られていませんが、オレンジとハーブのリキュールの「アペロール」は、アルコール度数11%と飲みやすく、そのライトな口当たりは食前酒として軽く飲むのにうってつけです。
そんな「アペロール」を使ったカクテルレシピの中でも、秋の風感じる食材「青みかん」を使ったカクテルレシピを紹介します。たった3つの材料で作ることができ、ついもう一杯!が欲しくなる味わいになっていますので、是非お試しください。
青みかんのアペロールモーニの作り方
- 青みかん果汁…60ml(約3個分)
- アペロール(カンパリで代用も可能)…30ml
- トニックウォーター…60ml
※シェーカーを振らないカクテルです。
1. 青みかんをカットして果汁を搾る
青みかんをカットして、果汁を60mlほど搾ります(青みかん約3個分)。
ワンポイント夏の終わりの、まだ若く青みがある温州みかんの赤ちゃん「青みかん」。みかんが黄色くなる前の夏の時期に間引かれた(=摘果)青みかんは、みかんの風味の中に強い酸味と香りがあるのが特徴で、「レモン」や「ライム」「ゆず」のように果汁や果皮を活用することが多く、カクテルとの相性は抜群です。
2. 氷の入ったグラスにアペロールを30ml入れる。
グラスに氷をいれ、アペロール(カンパリでも代用可)を30ml入れます。アぺロールは日本ではあまり普及していないリキュールですが、すっきりした甘さを楽しめるので、青みかんなど酸味の強い柑橘と合わせる場合にはおすすめです。
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3. 青みかん果汁60ml入れる。
4. 一度よくステアする。
トニックウォーター以外の材料を入れたら、一度素早く材料を混ぜ合わせます。氷は、アルコールと反応して熱を出す性質があるので、素早くステアすることで水っぽくならない、美味しいカクテルに仕上がります。
5. トニックウォーターで満たし、軽く混ぜる。
トニックウォーターで満たし、炭酸が抜けないよう軽く混ぜ合わせます。
6. 最後に飾り付けをして完成!
最後に、青みかんやハーブなどで飾り付けをして完成です! 飾り付けをすることで、カクテルの味わいだけでなく、見た目もお洒落、フルーティな香りや味わいを楽しむことができます。
日中の忙しい時間から、気分を一新させてリフレッシュしたいアペリティーヴォに是非、柑橘「青みかん」とイタリアの人気の食前酒「アぺロール」をお試しください!