モクテル(Mocktail)とはイギリスで生まれた造語で、mock(まがい物・似せた)と cocktail(カクテル)を組み合わせた言葉で、ノンアルコールカクテルのことを意味します。日本でも近年、その名前が親しまれてきて、お酒が苦手な方でも楽しめるスペシャルドリンクとしても人気を集めてきています。また、カクテル同様華やかになるため、ホームパーティにおすすめです。
今回は、キウイフルーツと三ツ矢サイダーを使ったモクテル(ノンアルコール)レシピを紹介します。フレッシュフルーツを使っているので、普段の三ツ矢サイダーより、よりスッキリ・ジューシーな味わいに変わります。
キウイレモンサイダーの作り方
- キウイ…1個
- レモン…1/2個
- ミントの葉…5~6枚(※お好みで使用)
- 三ツ矢サイダー…1本
※お酒を使わないノンアルカクテルです。
1. キウイの皮を剥き、細かくカットする。

皮ごと食べることができるキウイですが、今回のレシピでは果汁と粒感を引き立たせるために、キウイの果肉だけを使用します。皮を剥いて、8等分くらいにカットします。
ワンポイントキウイの皮は他の果物と同様に、食べることができます。手間をかけずに食べられるということだけでなく、多くの栄養素(食物繊維・ビタミン・フェノール類)を摂取することができるので、自宅でスムージーをつくる際などは皮ごと食べてみることもおすすめします。
2. カットしたキウイをグラスに入れる。

3. レモン果汁を搾り、グラスに注ぐ。

レモンを横半分にスライスし、切り口をスクイーザーなどに押し付けて、1/2個分のレモンの美味しい果汁を搾ります。レモンがない場合は、市販されている果汁100%のレモンジュースを使用してもOKです。その場合、20mlほどグラスに注いでください。
関連記事:果汁100パーセントは3タイプ?柑橘ジュースの「フレッシュ」「ストレート」「濃縮還元」の違いを解説
4. ミントの葉を5~6枚程度入れる。

ミントの葉の部分だけを取り、5枚ほどグラスに入れます。枝付きのまま使用すると、草っぽさが強く、野生な感じがしてしまうので、モクテルにする場合は、葉だけ使用しましょう。
5. ペストル(すりこぎ棒)などで軽く潰す。

果物などを潰すカクテルづくりを豊富にするアイテム「ペストル」(すりこぎ棒やマッシャーで代用可)などを使って、果汁を出すイメージでキウイをすり潰していきます。
ワンポイントキウイの白い部分は「胎座(たいざ)」と言って、実は外側の緑の実の部分よりも甘くて美味しいところ。この「胎座(たいざ)」は、めしべが変化した部分で、果実になるための栄養をたっぷりと蓄えているため、見た目は芯っぽいですが、実は美味しい部分です。
6. 氷をグラスに入れ、一度よく混ぜ合わせる。


氷を入れて、材料をよく混ぜ合わせていきます。
7. 三ツ矢サイダーを注ぐ。

三ツ矢サイダーを注ぐときは、なるべく氷のすき間からゆっくりと静かに注いでいくのが基本となります。これは、炭酸が抜けてしまうを防ぐためです。
8. 持ち上げるように軽く混ぜる。

材料を混ぜ合わせたカクテルやモクテルでは、下の方に果汁やシロップなど比重の重い液体や、果肉やミントが溜まっています。最初から最後まで美味しい飲み物にするためには、材料をよく混ぜ合わせることが大事ですが、炭酸が抜けてはせっかくの味が台無しになってしまいます。そのため、下から持ち上げるイメージで優しく混ぜていきましょう。
9. お好みで飾り付けをして完成!

「Mock」の単語が示す通り、アルコール入りの本物のカクテルと全く変わらないオシャレさと特別感を持たせることで、バーで特別なカクテルを飲むのと変わらない高揚感が得られます。
使った果物や、ハーブなどでぜひ飾り付けをして楽しんでみてください。
