実りの秋とも言われるこの季節には、美味しいフルーツたちが店頭に並んでいます。その中でも、爽やかな甘みとみずみずしい食感が人気の梨を使ったカクテルレシピを紹介します。
ラムベースのカクテルの中でも今や代表的なカクテルの一つにソル・クバーノというものがあります。通常、グレープフルーツジュース、トニックウォーターを合わせた、飲みやすくさっぱりとした人気のカクテルですが、梨の果汁を使用した今回のアレンジレシピは、梨の風味と自然な甘さのバランスがよく、口当たり優しいカクテルになっています。
夏の終わりから秋にかけて旬を迎える梨を贅沢に使った、秋にしか楽しめない味わいですので、ぜひお試しください。
梨のソル・クバーノの作り方
- フレッシュ梨ジュース…約60ml
- ラム…30ml
- ライム…1/6個
- トニックウォーター…90ml
1. まず梨ジュースを作る。
梨は品種ごとに甘さや食感が異なり、種類は大きく分けて “赤梨” と “青梨” の2つがあります。今回のレシピでは、赤梨の『幸水』という品種を使用しました。幸水は赤梨特有の甘味がしっかりある梨なので、ジュースにぴったりです。
カクテルを作る下準備として、まずは購入したお好みの梨をミキサーにかけて梨ジュースを作っていきます。
- お好みの梨…1/2個
- クラッシュアイス…約150mlカップ分
1-2. 皮をむいた梨1/2をブロックサイズにカットする。
梨の皮を剥き、縦にカットしたら、芯(種の部分)を取り除きます。梨は皮のまわりの部分の甘味が強いので皮はなるべく薄く剥くのがポイントです。また、梨はカットした直後から酸化による変色が起きるので変色しないように、作る直前にカットするようにしましょう。
1-3. 材料をすべてミキサーにかける。
ブロックサイズにカットした梨1/2個とクラッシュアイスの材料をすべてミキサーに入れ、15〜20秒を目安にミキサーで撹拌します。クラッシュアイスを少し入れることで梨の雑味が抑えられておいしさが引き立つので、甘さを感じられる美味しいジュースになります。
2. 氷を入れたグラスに梨ジュースを入れる。
梨ジュースの下準備が終われば、カクテルづくりになります。氷を入れたお好みのグラスに、手順1で作った梨ジュースを約60mlほど入れます。
3. ライム果汁を入れる。
ライム果汁(フレッシュライムの場合1/6カット)もしくはライムのストレートジュースを5mlほど入れます。
4. ラムを30ml入れる。
お好みのホワイトラムを30ml入れます。
5. 一度よく混ぜ合わせる。
トニックウォーター以外の材料を入れ終わったら、材料をしっかりと混ぜ合わせていきます。素早く混ぜ合わせるこの手順があることで、氷が溶けて水っぽくならずに、”素材本来の風味感じる美味しいカクテル”に仕上がります。
6. トニックウォーターで満たす。
炭酸が抜けないように、氷を避けながらゆっくりとトニックウォーターを注いでいきます。
7. 氷を持ち上げるように軽く混ぜる。
混ざりにくい材料は手順5で混ぜてあるので、最後は氷を下から上に持ち上げる程度に、炭酸をあまり飛ばしすぎないように優しく混ぜ合わせます。
8. 飾りつけをして完成!
最後に飾り付けをすると、一気に華やかなカクテルに仕上がるので、お好みでハーブや余った梨で飾り付けをして完成です。