夏が旬の柑橘バレンシアオレンジを使った、マルガリータのアレンジレシピ【テキーラカクテル】

ほとんどの柑橘が冬から春にかけて旬を迎える中、夏が旬の柑橘バレンシアオレンジ。甘みと酸味のバランスがよく、芳醇な香りが特徴のバレンシアオレンジは、暑い夏にピッタシ。特に国産バレンシアオレンジは、夏に収穫できる貴重な柑橘です。

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そんな暑い夏に爽快感たっぷりの柑橘の香りと味わいを楽しめるカクテルレシピをご紹介します。

バレンシアオレンジ・マルガリータの作り方

材料(1杯分)
  • バレンシアオレンジ…1個
  • アペロール…30ml
  • テキーラ…30ml
  • ライムジュース…15ml
  • MONINシュガーシロップ…5ml

※シェイクするカクテルです。

1. バレンシアオレンジの果汁を絞る。

バレンシアオレンジを半分にスライスし、ストレート果汁を50mlほど絞ります。絞った果汁は、ビーカーなどの別のグラスに入れておきましょう。

見かけが少し青いけど熟しています!

「買ったバレンシアオレンジの皮が少し青いけど大丈夫かな? 熟してないか?」
中身が熟してないということではありません。バレンシアオレンジは400日も(温州みかんは約200日程度)成長に時間を要すため、【回青(かいせい)現象】という一度黄色くなった実が再び青色に戻る現象が起こります。見た目の変化がありますが、味は熟しているのでご安心ください。
 

2. アペロール30mlを入れる。

オレンジの爽やかな甘さと、ハーブ由来の僅かな苦味が特長のイタリア産リキュール・アペロールを30ml注ぎます(カンパリの代用でもOK)。

3. テキーラを30ml入れる。

4. ライムジュース15ml入れる。

ワンポイント

カクテルレシピで使用される〇〇ジュースとは、果実の搾り汁のこと。カクテルで使う場合、フルーツを絞ってフレッシュジュースを作ることになりますが、市販されている果汁100%のジュースを使用してもOKです。

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5. シェイカーに絞った果汁を50ml入れる。

シェイカーにバレンシアオレンジの果汁を50~60ml入れます。

6. シュガーシロップを5ml入れる。

MONINシュガーシロップ(ガムシロップなどで代用可)を5ml入れ、カクテルの「甘味」を補います。

7. シェイカーに氷を入れてシェイクする。

ワンポイント

シェイカーに氷と材料を入れて、よく振って混ぜ合わせる技法がシェイクです。混ざりにくい材料を急速に混ぜ合わせることで、美味しいカクテルができます。

8. グラスに氷を入れてカクテルを注ぐ。

9. 最後に飾り付けをして完成!

最後にお好みでミントやバレンシアオレンジを絞る際に余った皮などで飾り付けをして完成です。このプラスの作業が、印象的で周りから「おっ!」と思われるデコレーションになります。

内山 恵太

内山 恵太

2000年生まれ、北海道出身。広告代理店で制作業務を担当した後、フリーランスのデザイナーとして独立。現在は、デザイナーとして活動する傍ら、神奈川県小田原市の150年以上の歴史を持つ柑橘農園の研修生として農業を学んでいる。果物が大好きで、特に柑橘が好き。おうちにBarのような酒棚をつくるほど、カクテルを作るのがすき。

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